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【調査】加工デンプンは、安全なのか危険なのか?

ただ言いたいこと
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いも
いも

こんにちは、いもです。今回は、食品添加物の加工デンプンについて調べてみましたよ!

先日、ベビーフードの気になる食品添加物を調べていたところ、

加工デンプンは危険な添加物、という記事をたくさん見つけました。

そんなに危険視されているものが、実際のベビーフードに今も入っているのはなぜなんだろう?

そう思って、調査をしてみました!

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加工デンプンとは

まず、加工デンプンとは、簡単に言うと、トウモロコシやばれいしょなど、天然のデンプンに科学的な物質を反応させてできたもののことです。

天然のデンプンよりも、より安定していたりと、デンプンの特性を改良したもの。

これを食品に添加することで、とろみがついたり、しっとりしたり、弾力ができたりと、主に食感をよくすることに使用されているようです。

加工デンプンは、12種類あります。

  • アセチル化アジピン酸架橋デンプン
  • アセチル化リン酸架橋デンプン
  • アセチル化酸化デンプン
  • オクテニルコハク酸デンプンナトリウム
  • 酢酸デンプン
  • 酸化デンプン
  • ヒドロキシプロピルデンプン
  • ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン
  • リン酸モノエステル化リン酸架橋デンプン
  • リン酸化デンプン
  • リン酸化架橋デンプン
  • デンプングリコール酸ナトリウム

以上12種類(※参考:農畜産業振興機構alic 加工でん粉の食品における役割
https://www.alic.go.jp/joho-s/joho07_002286.html )

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加工デンプンが危険視されている理由

加工デンプンが危険だとみなされている理由は、

①発がん性がある物質が使用されているものがある
(ヒドロキシプロピルデンプン・ヒロドキシプロピル化リン酸架橋デンプン)
この2つの加工デンプンそのものが発がん性があるのではなく、その疑いがある物質が加工する過程で使用されているということ。

②安全性に関する情報が不足している

この2点があげられます。

EU(ヨーロッパ連合)では、乳幼児向けのミルク等に、ヒドロキシプロピルデンプンとヒドロキシプロピルリン酸架橋デンプンの使用を禁止しています。

安全性が確立されていないもの、発がん性がある物質を使用していることで、乳幼児に食べさせるのはやめておこう、という見解です。

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加工デンプンは本当に危険なものなの?

加工デンプンは、平成20年に食品安全委員会というところで評価され、その評価書には、発がん性の根拠となるものは無いようです。

こんなページを見つけました。

一般財団法人 日本食品添加物協会というところのQ&Aの引用です。

加工デンプン11種類のうち、ヒドロキシプロピルデンプン及びヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプンについては、欧州連合において、これらの製造工程で使用されるプロピレンオキシドや副生成物等の安全性情報が不足していることから、乳幼児食品への使用は適切でないとされています。食品安全委員会において、日本における推定摂取量に基づく発がんの生涯リスクを導いたところ、一般に遺伝毒性発がん物質の無視しうるレベルとされる100万分の1レベルを下回っていること等から、そのリスクは極めて低いと考えられた、との見解が示されています。

中略

食品添加物は、食品衛生法第6条によって健康のおそれのないもののみ厚生労働大臣にその使用が認められています。発がん性やその他の健康被害の可能性のあるものは、使用は認められないことになります。

一般財団法人 日本食品添加物協会 Q&A https://www.jafaa.or.jp/qa

つまり、そもそも健康に被害のない添加物の使用は認められておらず、使用する量も非常に少ないため、

リスクは低いと言われています。

厚生労働省からの発表でもあるので、そこまで危険を心配するものではないと分かります。

適度に使用するのが一番

添加物だらけの食品を毎日、毎食のようにたくさん食べることは、おすすめしませんが、

気にしすぎて何も食べられない状態になるのも良くありませんよね。

食品の加工技術のおかげで、食べ物の保存がきくようになり、食の幅も広がりました。

食品添加物は、その加工の手助けをするものです。

天然の食材と、加工食品を上手に組み合わせて、偏りなく食を楽しむことが大切です。

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