※このページはフィクションです。0歳児が、心の中で日本語で
会話ができる仮定の世界観で書かれたつぶやき日記のような
ものです。
あたしのママ
あたしは、2021年の暑い真夏に産まれた女の子。
ママはあたしを40歳で産んだ。初めての子供があたしだった。
ママは、いつも家にいて、あたしと一緒にいる。でも朝は、なんだかいっつも
忙しそうだ。
あたしは暇なので、ママを大声で呼ぶんだけど、いつも「ちょっとまってね~」って
言っている。
あたしが、フリーザーパックの角をしゃぶるのに夢中になってるときに限って、
首元を「はむはむ」してじゃましてくる。
ママは、あたしより泣き虫だ。
パパといろいろしゃべってて泣いたり、歌を歌いながら急に泣き出す。
泣いて、あたしに「ごめんね」って言ってくる。変なのって思う。
でも、そんなママが大好き。
ママの顔は、正直もう見飽きたんだけど、でもなんだか、目の前から
いなくなると、不安になる。怖くなる。
パパじゃだめなの。
ママのにおい、ママの太もものやわらかさ、ちょっと低い声。
全部安心する。
毎晩、毎朝、「今日もありがとう。大好きだよ」って言ってくれる。
泣き虫で、おっちょこちょいなママのことをここに記録しようと思う。
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