筆者は、家族団らんがとてもとても大切なものだと思っていました。
そもそも家族団らんとは?
家族団らん
を調べてみると
家族団欒(かぞくだんらん)
[名]家族が集まってうちとけた時間を過ごすこと
引用:コトバンク(精選版 日本国語大辞典)
とのことです。
「だんらん」というのは、人が集まって円形に向かい合って座ることや、親しい者同士が集まって仲良くするという意味があるそうです。※
※参考:コトバンク
家族そろって食卓を囲み、楽しく食事してる風景なんかは、家族団らんの象徴ですよね。
こんな感じ
食卓を囲むだけでなく、家族そろってテレビを楽しんだりゴロゴロしたり。
とにかく家族が揃って、楽しい時間を過ごしていることが家族の団らんと言えるようです。
私からすれば、
この状況はまさに幸せの象徴だったし、大切な我が子にも、こんな時間をできるだけたくさんもって欲しいと思っていました。
必ずしも家族団らんが必要な人ばかりではない
シングルマザーやシングルファーザーを否定するつもりは全くありませんが、
両親が一緒に居られるなら、それに超したことはないと思っていますし、
同じ屋根の下に住んでいるのならば、顔を付き合わせて一緒に過ごす時間は大切にしたほうが良いのではないかと思うのです。
ところが、そう考えない人もいて、
何を隠そう我が夫がそういう人間でした。
同じ屋根の下にただ居れば、別室で会うことが無くても平気で。
さらに、毎日夜遅い帰宅でも平気。とうか、仕事終わりに遊んできたいと申し出る始末。
本人はどんなに遅くても家に帰って来さえすれば良いというような感覚でいました。
筆者は、それにものすごく寂しさと憤りを感じていました。
夫にとって、家族とは一体何なのだろう?と、とても不可解に思えました。
帰る家なら、
自分の実家でも良いのでは?
家族とほとんど顔を合わさず、ただ帰って寝るだけの家なら、結婚せずとも手に入れられたはず。
そして、我が子は2022年現在、1歳という幼さ。
そんなかわいい子供と、貴重な今だけの時間を過ごすことよりも、仕事の後の自分の趣味のほうが幸せだと言わんばかりの行動。
私には到底、理解することが出来ません。
しかしこれが理解できないのは、筆者の考えが真逆の辺りにあるからであって、夫と同じような考え方の人も、世の中には居るようなのです。
筆者は前章で書いたような和気あいあいと楽しく食卓を囲んだり、リビングでテレビを皆で観ながら笑ったりする、
そんな家族が理想でした。
だから、結婚するときも、きっとそんな未来があるって信じていました。
でもそれは今の夫では叶わない。
また、とある友人も、旦那が外に出ているほうがラク、と団らんに全くこだわりがなさそうでした。
家族間で分かり合えない辛さ
私のように
家族が全員揃って笑顔で食卓を囲んだり、お風呂上がりにテレビを並んで観たりすることを幸せと感じる人も、中には居るでしょう。
でもそれが常識ではなく、夫婦であっても相手に押し付けるものではありません。
ただ、団らんに価値を見いださないパートナーだと、自分が望む団らんの時間はなかなか手に入りません。
かといって、団らん好きなパートナーにそう簡単に取り替えられるわけもなく…
パートナーに、団らんの必要性を説いても、
「俺は俺だから」
という理論で受け入れないので、どこまで行っても平行線のままなのです。
一体家族って何なのか、
どういう形がベストなのか、
家族の在り方について、筆者は相当悩みました。
考え方が違っても心地よくいられる家族の在り方
夫婦は元々赤の他人です。
考え方が違うのは、至極当然なこと。
そして子供は、その親の言動を見て、子供自身の家族像を作り上げていきます。
家族全員にとって、心地よくいられる家族の在り方は何なのか、これでもかってくらい考えました。
そこで絞り出した考えをいくつか紹介します。
①互いの妥協点を見つけるまで話し合う
1つ目は、互いの妥協点を見つけること。
それぞれの主義主張に、折り合いをつけていくということです。
真っ向からの主張が正反対なら、話し合いをとことんしてお互いが譲れる部分を考え、少しずつ擦り合わせていきます。
ここでは、対等な気持ち、かつ、相手を尊重しながらじっくり話し合うことが大切です。
どちらかが我慢をするくらいなら、どちらも我慢する方が良いです。
そしてその我慢も、「これくらいだったらなんとか妥協できるな」というものにとどめ、相手も我慢していることを理解し感謝することが大切です。
本来、我慢の無い家族のほうがずっと良いに決まっています。
それでも子供が小さいうちだとか、多感な時期等、どうしても我慢しなければならない時期はあります。
期間限定だと思えば、少しの我慢はできるはず。
②自分の機嫌をとる
家族の言動に腹が立つときは、相手に変化を求めず自分が変わる。
そう心に留めておきましょう。
いや、それでも自分自身が変わることだって難しいことです。
腹が立って怒っても良いと思います。
家族だからこそ素直に怒って、気持ちをぶつけて良いのだと思います。
ただ、それで相手が変わることは無いので、怒ったあとは自分が好きなことをして自分の機嫌を取るのが良さそうです。
甘いもの食べる、とか面白いテレビ番組やYouTube観て爆笑するとか
好きな歌を熱唱する(←筆者の場合)等々
④心の浮気をする
心の浮気はバレません。
なんて過激なことを言うようですが汗
例えば、好きな異性の芸能人や歌手に惚れ込んで追いかけるのも心の浮気の1つにすれば良いと思うのです。
筆者の場合は、20年以上大好きなMr.Childrenの櫻井さん。
まぁ彼は私にとっては好きな男性と言うより、神の領域に近いのですが(^_^;)
とにかく身近な人でも、見た目が超タイプのカフェの店員さんだったり、かかりつけ医のお医者さんだったり、素敵な人を見付けて恋してみるのもアリだと思います。
恋心っていつまでも持ち続けていれば、若さを保つことにも繋がりますし、何より、夫との相容れない考え方に疲れたときは最高の癒しになったりします。
心の中は、自分しか知ることが出来ません。
極論、実行に移さなければ、他に愛する人の存在があっても良いんじゃないかと思います。
理想は自己成長すること
家族の在り方で悩んだら、自分自身が成長することが一番の近道だと思います。
もちろん、成長することも簡単なことではないかもしれません。
それでも、自分以外の誰かを変えよりは簡単なはずです。
自分が一歩前へ。
そして、一番の成長って、まずは今の自分を受け入れることなのかなと思っています。
私もまだまだですが!
もしも家族について悩まれているなら、共に乗り越えていきましょう!
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