厄介な偏頭痛。
とっても辛いですよね。
と言ってみたものの、私自身は偏頭痛持ちではありません。
強烈な偏頭痛持ちは、私の夫です。
偏頭痛のあるときは、ほぼなーんにも出来なくなります。
頭に保冷剤をあて、細長のタオルでハチマキみたいに巻いて、ぐったり寝ています。
何度も何度も原因や対策を考え、最終的にたどり着いたのが
セロトニン不足じゃないか?
ってことでした。
セロトニンとは?
脳内の神経伝達物質の一つであるセロトニン。
脳の神経には、ニューロンという細胞からなっいて、その先端にあるシナプスという所からさまざまな物質を放出して情報を伝達しています。
放出される物質のことを、神経伝達物質といい、セロトニンもその一つ。
通称「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンは、
精神を安定させてくれる作用があるのです。
では、このセロトニンが、偏頭痛とどう関係あるのでしょうか?
偏頭痛とセロトニンの関係性
偏頭痛のメカニズムは、いまだにはっきりと解明されたわけではないようです。
説はいくつかあるようですが、
セロトニンが関係しているということはその一説にあります。
セロトニンは、人間がストレスを感じると放出されて、その精神状態を安定させてくれるもの。
偏頭痛を持つ人は、ストレスや環境に敏感に反応しやすく、セロトニンをバンバン出さないといけないわけです。
しかし、セロトニンも限りがあって、枯渇してしまいます。
セロトニンが出ると、血管が収縮する、という身体の反応が起きるのですが、それが出なくなると収縮していた血管が一気に広がります。
この広がった血管が三叉神経という顔を通っている神経を圧迫し、それが痛みとして頭痛に感じるというメカニズム
らしい。
(超噛み砕いてます)
だから、セロトニンをたくさん増やして、枯渇を防いであげる必要があるんですね。
特効薬である「トリプタン」という薬は、そのセロトニンを受けとる脳の受容体に作用すると言われています。
セロトニン増加生活の計画
というわけで、
セロトニンを増加させるための生活をしよう!
ということに。
セロトニンは、幸せを感じると増えてくるホルモンです。
なので、まずは身体が元気でいることが大切だったりします。
身体がしんどいと、心も不機嫌になり、ストレスも感じやすくなってしまう。
基本的には、規則正しい生活が大事です。
その基本原則を踏まえて以下のことを日々の生活で実践します。
- 朝日を浴びながら有酸素運動
- 食生活の見直し
- 睡眠の質を良くする
朝日を浴びながら有酸素運動
セロトニンを増やすには、朝日を浴びるのが良いとされています。
朝目覚めて覚醒するときに、太陽の光を浴びると、セロトニンが合成されるのだとか。
また、有酸素運動することでセロトニンの分泌が増えるそうなので、
朝日を浴びながら有酸素運動
をしてみることに。
有酸素運動は、肩こり解消のストレッチ運動をしています。
食生活の見直し
セロトニンを増やす食事を心がけます。
トリプトファンという栄養素があるのですが、これがセロトニンを作る材料なんですね。
トリプトファンは、食べ物から摂取できるので、トリプトファンを含む食品を積極的に摂るようにします。
また、腸内環境を整えることも効果あり。
また、トリプトファンの合成を促進する栄養素としてビタミンB6が挙げられます。
これらの中で取り入れられそうなものを食事に、特に朝食に摂るようにしました。
⭐毎朝、豆腐とバナナを朝食時に摂る
⭐朝食はパン食からご飯へ(夫だけ)
この2点。
そして、昔から続けていた、毎日R-1ドリンクを飲むことは継続。
睡眠の質を良くする
睡眠の質を上げるために、早寝早起きの生活をするように。
赤ちゃんもいるので、21時には寝室に行くようにしました。
早く寝て、早く起き、1日しっかり身体を動かすことで、また夜ぐっすり寝られるというサイクルを作ります。
ほんとは、寝る前のスマホやゲームを止められたら良いんでしょうけどね。
それは止められないみたい。
とにかく健康的な生活を
こう見ていくと、総じて健康的な生活をするということに着地するようです。
健康的だと、ストレスにも強くなるから、良い循環が生まれるのでしょう。
偏頭痛が頻発すると、
「ストレスのせいや」
と考える。
そのストレスは、仕事や人間関係がほとんどで、そこからは逃げたくても逃げられず、余計にストレスがたまります。
こうなると悪循環。
思考も鬱々としてきてしまうのです。
まずは、身体のサイクルを良い状態で回して、ストレスを感じにくくする身体にすることが良さそうです。
まずはできることから始めてみる。
現在絶賛、セロトニン増加生活実行中です。
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