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普段使いできる!人を笑顔にするカウンセリング技法とは!?

「考えすぎ」から見えたこと
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最近、カウンセリングの技法を学ぶ機会がありました。

カウンセリングで使われるいくつかの技法は、普段人とコミュニケーションをとるうえでも大切な要素がたくさん含まれています。

子育てや、職場でも、良い関係を築く上でかなり有効な技法です。

ここでは主に

相手の話を聴く時の技法

を紹介していきます。

ご自身のお子さんや、職場での仲間や部下が悩んでるとき、困っているときに、これから紹介するカウンセリングの技法を使ってみると良いのではないでしょうか!

紹介するのは、以下の項目になります!

  • 相手と同じ目線に立って話を聴く
  • 感情に焦点をあてる
  • ミラーリング
  • ペーシング
  • 視野を広げる
  • スケーリング
  • リフレーミング
  • 頑張っている自分に気付かせる
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はじめに:基本は「傾聴」です

カウンセリングの基本的な聞き方として、「傾聴」という言葉があります。

「傾けて、聴く」

ということですが、

目と、耳と、心を、

相手に傾けて聴くということです。

また、「聞」という漢字ではなく「聴」も、この漢字に「心」が入ってますよね。

「心できく」という、傾聴を大切にするカウンセリングですが、

日常でも誰かの悩みを聴いたりするときは、この「傾聴」が基本となります。

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相手と同じ目線に立って話を聴く

特に子供の話を聴くときは、その子の目線に立つのが良いそうです。

もちろん、相手が大人でも同じです。

相手が、どういう目線で物事を見ているか、イメージしながら話を聴きます。

すると、見えなかったものが見えたりします。

また、相手が話をしてくれたことには「話してくれてありがとう」と伝えます。

相手の一番の専門家は本人自身ですから、その人から本人の話をしてくれたことには、感謝の気持ちを伝えることが大切です。

それで相手は安心感を持つようになります。

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感情に焦点をあてる

相手の悩みや、困っている話を聴くとき、事実よりも感情にフォーカスしてあげる、という手法です。

「○○して辛かったんですね」

「○○が嬉しかったんだね、良かったね」

「そのことに対して、どんなふうに感じたの?」

など、その物事に対して、相手がどういう気持ちだったかを理解しようという聴き方をします。

ミラーリング

ミラーリングは、心理学の中でも有名な技法ですね。

話を聴く相手のしぐさと同じような動きをすることです。

人は話に気持ちが乗ってくると、身振り手振りが増えるそうです。

身体でも話をしている感じ。

それを、完コピするとか、大袈裟に真似るわけではなく、

相手が手を広げていたら、聴く側も手を広げてみるとか、さりげないかんじのほうが良い思います。

ミラーリングは、話を聴いてもらっている、という雰囲気にする方法の一つ。

ペーシング

ペーシングは、相手が早口なら聴く側も早口で、ゆっくりならゆっくり話すと言った感じで、

相手にペースを合わせて話すという手法です。

これをすることで、相手が

「解ってもらっている」

と感じるのだそうです。

視野を広げる

悩んでいる人は、大抵自分の中の視野が狭くなっています。

一つの考えなどにとらわれてしまって、そこから抜け出せないんですね。

そんなときは、相手の視野を広げるような問いかけをすると良いでしょう。

「こういう見方もあるよ?」

「こういう選択肢もあるよね?」

など、狭くなった相手の視野を広げてあげると、ネガティブから抜け出せるかもしれません。

スケーリング

スケーリングは、今の気持ちなどを点数化する方法です。

「今の気持ちは10点中何点?」と聞いてみる。

そして、

「じゃあ、それを1点上げるためには、どうしたら良いかな?何が必要かな?」

と考えてもらいます。

気持ちを点数化して、本人の望んでいることを明確に具体化することができます。

リフレーミング

リフレーミングは、簡単に言うと

「物事の捉え方を変えること」

フレーム= 枠組み

これを変化させるのです。ものの見方を変えるとも言います。

悩んでいる人は、ネガティブなものの見方にはまっているわけですから、そのことを違う視点で捉えてみたら?という投げかけをします。

短所も長所になり得るし、

嫌なことも良い側面がある。

そういう考え方を一緒にしていきます。

今は、ネットで、

ネガポジ辞典

とか

リフレーミング辞典

で調べたら、ネガティブワードをポジティブワードに変換する辞典みたいなのが見られるのだとか。

そういうのを調べてみるのも楽しいかもしれません。

頑張っている自分に気付かせてあげる

これは、悩んでいる相手に、

「よく頑張ってる」

とねぎらい、本人の頑張りを自覚させてあげることです。

悩んでいる本人は、うまくいかないのは、自分ができていないと思って悩んでいるかもしれません。

でも、本当は十分頑張っているのです。十分すぎるくらい。

そういうまじめな人ほど、深く悩む傾向があります。

なので、実際はめちゃくちゃ頑張っていることを自覚させるのが良いです。

そのために、

「あなたは十分頑張っているよ」と声かけします。

また、この声かけは、

「あなたのことをちゃんと見てるよ。頑張っているのを知ってるよ」という、承認の投げかけにもなります。

まとめ:

いかがでしたか?

カウンセリングの技法は、相手に安心感を与え、聴いてくれている、理解してもらえている、という信頼関係を築くことが大切です。

その信頼関係ができたら、相手の視野を広げ、ネガティブをポジティブなものに切り替えていく。

そうして心が晴れてくると、

「この人と話せて良かった!」

「また話したい!」

という気持ちが生まれてきます。

これらの技法、相手の心に寄り添いたい!と思えば、自然と起こせる行動だと思います。

相手を大切に思う心を忘れず、この手法もヒントにして、人の話を聴ければ、よりよいコミュニケーションがとれることでしょう!

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