初めての出産育児でようやく1年が過ぎました。
この1年で、子育てについて感じたこと。
それは
子育てに正解はない
ということ。
「子育てに正解はない」という言葉の真意
「子育てに正解はない」
と一言で言っても、いろんな解釈や意見があります。
数ある意見の中で、
そもそも子育てを正解・不正解の尺度で判断するものではない。という意味合いで「子育てに正解はない」と言える
この解釈が筆者にとってはなるほどと思える意見でした。
ただ、世間には
叱り方や褒め方、食事の進め方や遊び方などなど
それぞれに、
それは間違ってる!
これが正しい!
という情報が溢れ返っています。
初心者ママが、それを真に受けてしまうのも、ムリないです。
だって、初めてのことをするときは、不安がつきものです。
ましてや1人の人間を育てていくわけですから、頼れる何かが欲しいわけです。
子供も自分と同じ人間とはいえ、子供の体、特に赤ちゃんという時期の体は大人とは違います。
そういう意味で、育児書や助産師さん、医師の指示を仰ぐのはとても大切なことです。
育児の先輩である母親やお姑さんに教わることも大事なこと。
ただ、「これは違う」と、子の母である自分が確信を持って思うことは、自信を持って良いと思います。
専門家や先輩の意見は、参考にするだけで良いのです。
人間関係の基本をベースに子供とも接する
子供の心や体を傷つけるような行為は問題外です。
それはもう、そもそも育児とは言わないと筆者はは思っています。
ですが、一生懸命育てていても、子供が傷ついたり、悲しい思いをさせてしまったりすることもゼロではないと思います。
結局のところ、子供も人間なので、「親と子」という種類の人間関係です。
なので、あらゆる人間関係において大切なことが基本となるのです。
回りくどい言い方になってしまいましたが、
つまりは人間関係で大切な
思いやり
愛情
優しさ
でもって子供とも接することが基本です。
これを土台にすれば、子育ての方法は千差万別あって良いと思うのです。
母親が笑顔でいないと赤ちゃんの心が不安定になる?
母親は子の前では笑顔じゃないといけない。
この手の話に、私は敏感に反応していました。
育児中、ずっとニコニコしていることはできません。
腹も立つし、悲しくもなる。身体がしんどいときもあります。
そんなときでも、ニコニコしていなければならないのかな?と思うと、負担感が強くなりました。
このことについては、いろいろ悩んでいましたが、ある助産師さんの言葉で楽になりました。
「実際は笑顔になれなくても、そう思っていることが大事なんじゃない?」
と。
そう。
実際には、常に笑顔で明るく楽しく前向きに!なんて毎日は出来ないと思う。
もしかしたら、世の中にはできる人もいるのかもしれないけど、そんな人がいたら会ってみたい。
初めての子に、特に命に関わるような危険なことから身を守る術を教えるときは、真剣に叱らないといけない。
自分が寝不足だったり、疲れていたるとき、何か悪いことをした子供を見て、おおらかではいられない。
それでも、ほんとは笑っていたい、子供のこと、愛おしくて一緒に居られることが何よりも幸せと思える心があるなら、
それは伝わってくものだと思います。
だから、笑えない自分を責めるのではなく、
それも人間。それも自分。そう認める。
認めた上で、我が子への愛情はそれでも変わらないことを伝えていくのが一つの方法かなと思います。
人には喜怒哀楽という感情があって、母親も1人の人間であることを見せていくことだと思います。
子供は母親をすごくよく見ています。
母親が、周りの人とどんなふうに関わって、対応しているかをそばで見ながら学んでいくのです。
子供に唯一、身に付けて欲しいことがあるとすれば、
物事の捉え方、他者からの言葉の受け取り方が、できる限りよき方向に捉えられるような子供に育って欲しいのです。
それはやはり、親が普段からそのような捉え方をすることから始まると思うのです。
さいごに
私が1年子供を見てきて感じたことをツラツラと書きました。
子育てで、これが良くてこれが悪いということは、基本的に区別をつけることはできません。
筆者の子育ても始まったばかり。まだたくさん分からないこともあります。
子供と一緒に学び、成長する毎日です。
このお話が同じような新米ママさんの心の救いに少しでもなれたら幸いです。
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