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公務員を早期退職後、感じたこと&メリット・デメリット

「考えすぎ」から見えたこと
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私は40歳で仕事を辞めました。公務員でした。

いつからか、常に辞めたいと思っていました。

安定した、わりと高めの収入があるので、ズルズルと躊躇っていましたが、急遽退職することになったのです。

その理由は、長くなるのでここでは割愛しますが、なんせ辞めざるを得ない事情ができてしまったのです。

40歳という、世間ではまだまだ働き盛りの年齢での早期退職。

勤続年数は15年。

定年まではまだまだ。

ずっと続けていれば安泰だったのに!

周りからはそんなふうに思われていたと思います。

ですが、私にとっては良かったことも多かったのです。

公務員の方で、早期退職に迷っている人がいたら、この記事が何かしら参考になれば嬉しいです✨

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早期退職後の、感じたこと・メリット・デメリット

さっそく以下にまとめていきます。

感じたこととして、

  • 楽観的だった
  • もう辞めろと言われてるように感じた

メリット・良かったことは

  • スッキリした
  • 今までやっていた仕事の良さがわかった
  • 今後にワクワクする

デメリットは

  • 退職金は少ない
  • 周りからいろいろ言われる

です。詳しく説明していきます。

感じたこと

①意外と焦燥感は無く楽観的

それまでずっと、守られた職場にいたわけです。

それが突如として無くなったわけですから、

ど、どうしよう!?

となるかと思いきや、

そこまでの衝撃は無かったのです。

結婚するまで、独り身で、そこまでブランドものに興味もないし、

食事はたまに贅沢するくらい。

趣味もあったけど、そこまでお金のかかるようなものではなかった。

なので自然と貯金は貯まっていました。

それが、突如職を喪っても、路頭に迷わなかった原因かもしれません。

②「今のタイミングだ」と言われているような気がした

神様がもし存在するのなら、

「今、このタイミングで辞めなさい!」

と言われているように感じました。

辞めたい、辞めたいと言いながら、辞めずにウジウジしていても、何も始まらないし、変わらない。

コロナ禍も、妊娠出産も、辞めざるを得ない状況になったことも、すべてのタイミングで、

転換せよ

という神様の思し召しのような、お膳立てのような感じに思えたのです。

いや、

そういう捉え方をしたほうが良いと、無意識の中で考えていたのかもしれません。

私は宗教家でも何かの信者でもありません。

ただ、もしも神様の存在があるとするなら、人生の転機にいろんなことが重なるのは、そういうメッセージなのかもしれないと感じたのです。

メリット

①スッキリした

「むしろスッキリした

これが一番の感覚にありました。

2、3年くらい前から

毎年毎年、

今度こそ辞めよう・・・

と思っていました。

予定外に早まったとはいえ、

もしかしたら、これがなければズルズル辞められずにいたかもしれないと思うと

スパーン!と辞められることができて、スッキリした気持ちになりました。

何か肩の荷がおりたような感覚でした。

②辞めたことでその仕事の良さがわかった

辞めると分かってから、

この仕事で

自分自身が培ってきた経験や

教わってきたこと

自分がしていた仕事の素晴らしさが、

とてもよく見えるようになりました。

私には合わなかっただけで、

この仕事はとても素晴らしいものだったのです。

また、社会人としてさまざまなことを学ぶ場としても

とても良い環境だったように思います。

この経験を糧に必ず次のステップに生かせる

そう確信しました。

デメリット

①退職金が少ない

退職金の割り出し方は、簡単に言うと

退職日の俸給月額×退職理由別・勤続年数別支給割合)+調整額

です。

私の場合は、自主退職のため、退職理由のところで掛け額が低くなります。

また、勤続年数も15年ですから、 30年、40年勤めた方よりは少ないです。

ですが、入っている共済組合や互助組合からの給付金、また、財形貯蓄と言って、給料から天引きで積み立てていた貯金のようなものも返ってくる形になるので、プラスαの金額が支給されます。

②周りからいろいろ言われる

早くに公務員を辞めてしまうと、本当に周りからはいろいろ言われます。

その第1位は

もったいない

ですね。

高給・安泰・福利厚生ヨシ

なので、当然の反応なのかも?

あとは

今後どうするんだ

大丈夫?

などなど。

まぁ、これに関しては気にしなければ良いだけの話ではありますが。

皆、心配して言ってくれてるのだから、ありがたいことなのかもしれません。

「もったいない」

これに関しては、確かにそうかもしれません。

だけど、高給・安泰だからといって、そこで神経をすり減らし、1日24時間のうちの大半を嫌な気持ちで過ごすのは、どうなんだろう?

私自身は、そんな日々から早く脱出したいと思っていました。

もちろん、在職中は、今ある仕事の中で、やりがいを見つけてみることにもチャレンジしました。

お金のためだけ!と割りきることも意識してみました。

それでも、苦痛しか残らなかったのです。

毎日の自分が、笑顔でいられたら、周りの人も笑顔にできる。

自分のご機嫌をとるのは、自分自身。

自らが笑っていられるためには、環境を変えることも大事だ!ということを、

私は多くの人から学びました。

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40歳で早期退職してこれから取り組むべきこと

お金の勉強

これは、退職する少し前から取り組んでいました。

お金のことに関してはしっかり者の夫から

仕事辞めるなら勉強したら、

ってことで、紹介してもらったのが

両学長のリベラルアーツ大学

というYouTube動画。

両学長 リベラルアーツ大学
...

ここから、基礎的なことから実践編まで学びました。

今や、会社員だけで働いていても、

金銭的、心的な豊かさは手に入れづらい。

ここで学んだことは、仕事を辞める上で、前向きになれた大きなきっかけとなりました。

「本当にやりたいこと」を見つける

仕事を辞めて、

ある意味自由の身になった自分が、

本当にやりたいことは何だろう?

というのをずっと自問自答してきました。

今までも、これからもそうです。

これは、

自分と真剣に向き合う

ということとイコールでした。

真剣に、自分と向き合うことで、

本来の望みが見えてくる。

現時点では、

文章を書くことで、

おこがましいけど、

いつか誰かの救いや、癒しになれたら

かんがえています。

「今」を大事に生きる

これから先の人生設計も、

きっと大事なことだと思います。

でもそれよりも大事なこと。

今、この瞬間を、真剣に、精一杯、生きること

だと思っています。

今は今しかない。

この瞬間を精一杯、楽しく生きることで、

きっと、未来はついてくる。

そんなふうに考えています。

そして、

もう無理はしない。

「嫌なことを嫌々頑張るという頑張り」

ではなく、

「好きなことだから、頑張ることが全然苦にならない。むしろ楽しい!」

そんな頑張り方をしたい。

そしていつか、

自分のやってることが、

誰かの癒しになっていたら、最高だなと思っています。

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