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人生、嘘は少ないほうがいい

「考えすぎ」から見えたこと
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嘘の少ない人生で心豊かに。全く嘘のない人生など無いと思いますが、やっぱり少ないほうが良いですよね。

(この前書きは読み飛ばしてもらって差し支えありません。筆者の過去の恋話です…)

妻子持ちの彼に、「僕のこと、本気にならないでね」と言われて、

「うん、もちろん」と嘘をついた。

とても若いときの話です。私は当時、独身で、好きになった相手は、妻子持ちでした。
彼は、私に、遊び前提で関係を持つという条件を突き付けてきました。

当時、私は彼のことが大好きで大好きで、離れていって欲しくないから、
「自分も本気じゃない。お遊びよ。」
と嘘をついて関係を続けていこうとしていました。

だけど正直、苦しいだけでした。結局、その関係は破綻しました。
私が、自分の心に、嘘をつけなかったのです。

その嘘をつき続けて、相手と関係を保っていくことはできたはず。
でも、それでは、自分の心が、真に喜んでいなかったのです。

心のどこかで、「あなたのことが大好き。愛してる」と、伝えたがっていた。
その葛藤が、苦しさを生み、結果的に、その関係を終わらせることで、嘘の苦しみからは解放されたのです。

もちろん、しばらくの間、寂しさは残りましたけれど。

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嘘が少ない生き方をすると、心が軽くなる

には、

「嘘も方便」という諺があるように、

ついて良い嘘と、

反対に、「嘘は泥棒のはじまり」という諺どおり、

ついて悪い嘘があると

言われています。

それは、私もその通りだと思います。

ただ、

悪い嘘はもちろん、ついて良い嘘も、

つく必要がなければ、

本来は

嘘がないほうが良いと感じます。

全く嘘をつかないことは、不可能です。

相手のためを思った嘘が、必要になるときもありますから。

それでも、可能な限り、自分の中で嘘を減らしていく。

そうすると、不思議なくらい、心が軽くなります。

ここからは、

ある2つの例を挙げて

お話ししていきましょう。

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嘘で固められた人の顛末【2例】

ダブル不倫をしていたA子さん

A子さんは、自身も結婚しており、夫以外に、付き合っている男性がいました。

その男性も既婚者でした。

お互いに割り切った関係は、

ほどよくスリルがあって、刺激的で

楽しいものでした。

でも、A子さんの中には、どうしても消せない罪悪感のようなものがありました。

夫や子供を裏切っている感覚。

友達と会うと嘘をついて、彼と会いに行くという行為が、

負担に感じていたのです。

それでも、自分の欲求のために、

嘘をつき続けて、

時間を捻出しては、男性との会瀬を楽しんでいたのです。

ある日、我が子が学校で、高熱を上げてしまいました。

その人A子さんは、パートがあると嘘をついて、彼と遊んでいました。

学校からお迎えにきて欲しいという連絡に、

ホテルから学校へ向かう道中、

A子さんに、とてつもない罪悪感が襲ってきました。

A子さんはその後、不倫相手の彼に、その罪悪感について、

正直に話をしました。

不倫相手の彼は、A子さんの中にある罪悪感が消えるまでは、

関係を止めることを承諾しました。

ところが、その罪悪感は、その先ずっと消えることがなかったのです。

結局、復縁することは今のところないようです。

友達や同僚との付き合いが苦痛だったB美さん

B美さんには、それなりに友達もいて、

職場でも、仲良くお喋りをする同僚がいました。

ランチをしたり、カフェでお喋りをしたりすることも

よくありました。

でも、B美さんにとって、

そこで話題に出てくる、

このコスメが良いだとか、

彼氏の愚痴だとか、

そんなことには全く興味がなく、

その会話の中にいることが苦痛でした。

いつも、早くその場から去りたいと考えていました。

それでも、

自分の気持ちに嘘をついて、笑顔で話を合わせていました。

でもあるとき、ランチの最中に余りにも嫌すぎて、

体調が悪くなってしまい、

その日は途中で帰りました。

それが逃げる手段としてうまくいったため、誘われるたびに何かと体調不良だの急用だの言い訳を考えて、

断る理由を捏造し始めました。

友人からのランチやカフェのお誘いの度に

嘘の都合を作ったのです。

その嘘の都合が、あたかも信実であるかのように、

別の知人に口裏をあわせてもらったり、

本来行く用事のない所に実際に1人で出かけたりしました。

ところが今度は、

そうやって頻繁に断り続けることが、

だんだんと苦痛になってきたのです。

毎回の嘘。

嘘が嘘を読んで、

いつどんな嘘をついたのか、何が嘘で何がホントだったのか、

分からなくなってきたのです。

そこでB美さんは、ランチ仲間の1人に、

自分が参加することがしんどいことを

正直に伝えました。

その友人は理解をして、

気分が乗ってるときだけで良いよ、と

笑って答えてくれたのです。

それからB美さんは、自分が本当に参加したいときだけ参加するようになり、友人との遊びを楽しんでいます。

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嘘をつくことで、自分自身が辛くなる

2つの例を見て、どう思ったでしょうか。

2つの話の共通点は、

罪悪感・後ろめたさ

です。

この嘘の中に潜む罪悪感や後ろめたさは、

積もれば積もるほど

自分自身が苦しむことになります。

自分の気持ちに嘘をつき、

他者に対して嘘をつく。

そんなことが繰り返されると、

人は、自分を見失ってしまいます。

一体、何が望みだったんだっけ?と。

最初は自分が楽しくなるためとか、楽になるためについた嘘なのに、

それが苦しみを生んでしまっている。

最終的に、この二人は、本当の気持ちを話すことで、

嘘の苦しみから解放されていったのです。

また、嘘は、自分を守るためにつく時もあります。

辛くならないためにつく嘘が、時として、別の辛さを生んでしまうということも、少なくないのです。

まとめ:嘘を減らして生きてみよう

嘘をつくことは、

必ずしも悪いことではありません。

必要な嘘もあります。

相手を傷つけないための嘘は、

必要なときがあるかもしれません。

それに、全く嘘のない人生など、

あり得ないかもしれません。

それでも、

やっぱり嘘は少ないほうが良いのです。

特に、自分に嘘をつくことや、

人を陥れようとする嘘は、

大抵見抜かれてしまいます。

見抜かれなくても、

どんどんと積もっていく罪悪感に、

押し潰されてしまいます。

相手に、本当の気持ちを

相手を思いやりながら伝えれば、

ちゃんと伝わります。

私自身、

嘘をなるべくつかないようになってから、

なんとなく、心が軽いなと感じます。

嘘を減らして、軽い心で日々を過ごしてみましょう。

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