あの人に比べて、どうして自分はこうなんだろう?
そう思って、心がもやもやすることありませんか。
私は、めちゃくちゃありました。
人と比べる行為で、損をしている!?
人より仕事ができない、
とか、
人よりスタイルが良くない、
とか。
何かにつけて、人と比較してしまう。そして落ち込む。
そんな、損な考え方をずっとしてきました。
これって、「損な生き方」なんです。
なぜって、
意味のないことをしているから
です。
「比較ぐせ」は、周りの環境も影響している
この「比較ぐせ」がついたのは、環境要因も少なくはないと思っています。
もちろん、誰かのせいにするわけではありませんが、少なくとも、
周りには、「比較される」という場面が、とても多かったように思うのです。
例えば私の場合、
幼少期、スポーツをしていた私に父親はよくこんなことを言ってました。
〇〇ちゃんは、大会で1位取ってるよ。いも(筆者)も、頑張って1位とらなきゃね
現在でも、
お姑さんにこのようなことを言われます。
「従妹夫婦の赤ちゃんは、もうハイハイしてるって」
とか。
小さいことだけど、会話の中には、「比較する」という行為が、多く行われているのです。
そこで、
「じゃあ、この人より上位にいったほうが良いんだ」とか、
「早くハイハイするほうが良いんだ」
と受け取ってしまうことで、どんどん劣等感を抱えてしまうことになるのです。
他の例を挙げると、
兄は大手企業に勤めて、超絶美人の奥さんと結婚して、3人の子供に恵まれた。
弟は、まだ独り身で、小さな会社でこじんまりとサラリーマンをしている。
こんな兄弟が、親戚によって比べられたりすることもあるんですよね。
周りの人が、比較にとって話をすることは、大抵悪気はありません。
相手のことを想って言ってくれていることのほうが多いです。
中には、悪意ある比較もありますけどね。
比較でものごとを判断するというのは、とても賢いことですが、それは、物やサービスなどに
することであって、人の生活や、性格などに使うものではありません。
比較して何になる?
という話です。
他人、そして、血の繋がった兄弟でも、それは違った個体の人間です。
遺伝子も、体の構造も、指紋も、考え方も、決して同じではない。
そこを比較することに、何の意味もありません。
本当に、そうやって人と人とを比較する人がとても多いです。
これが、人と比べてしまう環境要因です。
「比較発言」に対する自分自身の受け取り方も問題に。
また、それにプラスして自身の受け取り方が大きな問題となってきます。
比較されるような発言を受けたときに、
「だから自分はダメなんだ」
という受け取り方をしてしまう。そこが、とても大きな判断ミスになります。
「〇〇さんのようにならないといけないから、自分はもっと頑張らないといけない」
そんな気持ちの頑張りは、頑張りではありません。
それは、「無理をする」ということです。
自分があこがれている人がいて、その人のようになりたい!と頑張るのは、
それは比較ではなく、目標です。
「こうじゃないといけない」
と、自分に強制をするのではなく、
「自分はこうありたい!こうしたい!」
という、自分の中の希望を見てください。そしてその目標に向かって、進んでください。
自分自身が、どうありたいか?を大切にすることで、
周りがどう、ということが気にならなくなります。
周りが言っている、「〇〇ちゃんは、こうしてるよ」という言葉は、
あなたを気にかけて、良かれと思って発言している言葉だと受け止めて、
「ああ、自分は大切にされてるんだなぁ」
と思うだけにとどめましょう。
まとめ:人と比較して落ち込むのをやめると、人生豊かになる
私も、やっと40歳にして、人と比較して落ち込む、ということを
卒業できるようになりました。
会社に勤めていたころは、人と比べてばっかりで、どんどん自分が落ちこぼれのように感じていたのです。
でも結局、どうあがいたって、その人にはなれないし、
よく考えたら、ほんとにその人のようになりたかったか?という問いには、NO!だったわけです。
いったい、何を焦っていたんだろうと思います。
本当になりたい憧れが見つかったら、それに向かって突き進めばいいし、
それがなかったら、自分でなりたい自分を考えて、磨いていけばいい。
それだけのことだったんですね。
少しでも参考になれば幸いです!
では、また~
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