大好きな人との結婚。
それはとても幸せなことだけど、そこについてくるのが嫁姑関係。
悪気があってか無意識なのか、会話の端々に傷つく言葉が出てくる。
子育てや、夫との生活について、なんやかんやと言われる。などなど・・・
夫は好きになった相手だけど、お姑さんは、いわば全くの他人。それがいきなり「家族」としての存在になります。
そこで、ここでは少しでもその辛さを解消できる方法を紹介したいと思います!
特にお姑さんと性格があまり合わない場合、とてもしんどい思いをしてしまいます。
ここでは、そんな嫁姑関係で悩まなくなる方法、考え方をお伝えします!
お姑さんと仲良くならなくて良い

結婚したら、夫の母親も家族になります。
家族なんだから仲良くしなきゃ、
とか
好きにならなきゃ
と思いがちです。
夫からも、「うちのお母さんは大丈夫だから。仲良くなれるよ」なんて、体のいいプレッシャーを与えられることもしばしば。
でも、べつに、仲良くならなくても、好きにならなくても良いんです。
というか、「好きにならなきゃ」と思っている時点で、好きじゃないですよね?
夫は好きになった相手ですが、そのお母さんのことは、ほとんど知らない人です。
恋心もない、興味関心もない相手をすぐに家族みたいに親しくなろうたって、そうはいきません。
もちろん、だからと言って、嫌ったり、仲が悪くなるのを勧めているわけではありません。
「これから家族になっていく人なんだ」という意識を持つだけでじゅうぶん。
「家族だから」という言葉に縛られずに、無理矢理距離を縮めようとする努力は必要ないのです。
距離の近づきかたは、自然のペースに任せていい。
最初から価値観が似ていて、気の合う感じなら、そのまま距離を縮めていいし、その逆なら、まずはお互いを知ることから始めてみてはいかがでしょうか!
かくいう私も、お姑さんとの関係には苦労しました。
無理をすると、精神的にゴリゴリと削られていきます。
それは、家族になったんだから家族らしく、仲良くしようという思考に囚われてしまったからです。
そもそも、家族だから必ずしも仲良しで和気あいあいだという概念が違います。
絆はあっても、素っ気ない雰囲気の家族だって存在します。
最初は「この人が夫のお母さんなんだな」という認識だけでOK。
そうすると、心の無理は減っていきます。
すべての言動は「よかれと思って」が引き起こしている

「姑が、なんやかんや注文をつけてくる」
「嫌味を言われる」
「傷つくことをされた・言われた」
など、結構あるあるかなと思います。
でもその言動って、すべて「よかれと思って」から発生してることが多いです。
子育てについて、「昔はああだったのよ、こうだったのよ」と言われて、やり方の違いを指摘されるのも、「嫁はなに考えてるのかわかんない」と陰口を言われるのも、「よかれと思って」精神なんです。
「こうしたら良いんじゃない?」という提案をしたくて、言ってることがほとんどです。
それを聞いてくれてないと、イラッとして嫁いびりに発展することもあります。
また、嫁自身の側も「よかれと思って」精神で動いてます。
でも、それがお互いの「よかれ」と合致するわけではないのです。
片側の「よかれ」が、相手にとっての「良いこと」とは限らない。
では、どうしたらよいのか?
まずは姑の言動が「よかれと思って」から来ることだと理解しておきましょう。
例えば
「子育てで、自分のやり方と全く違う提案を押し付けてくる」

これは、嫁を困らせたいわけじゃなく、孫にとって、より良い方法だと思って言っている。
「嫁のことが理解できないと、陰口を言う」

嫁のことがもっと知りたい。本音で話してほしい。つまり、嫁と良い関係を築きたいと思っている。
といった解釈です。
たとえ実際にそうでなかったとしても、
「あ~お義母さんは私のためを思って言ってくれてるんだ~」と、うぬぼれ気味に受けとることで、ちょっと気持ちが楽になります。
よかれと思って発言だと分かってもお姑さんの言動に、すべて従う必要はありません。
だって、自分側にとっては、ちっとも良くないことなんだから。
でも、お姑さん自身は、そうすることで物事が好転すると信じて言ってるのです。
相手を変える、コントロールすることはできませんので、自分の受けとり方を変えるだけでも大分と楽になります。
距離感が大事。縮め方はゆっくりでいい

お姑さんも、一人の人間です。先述したように、人間には合う合わないがあります。
そして、嫁姑の関係というのは、距離感の保ち方がとても大事です。
こで言う距離感とは、心の距離感です。
近すぎても、離れすぎても、しんどいです。
近すぎると、仲良くて良いように思えますが、お姑さんに夫の愚痴を言ったりすると、お姑さんは、夫の母親なので嫌な気持ちになります。
「なんでも息子のこと言ってね!」と言っていても、実際愚痴ると、母親は息子を愚弄されたと思ってしまいます。
また、離れすぎると、他人行儀で、いつまでもお客さんみたいと、お姑さんが、自分が嫌われてるのかも、と嘆くことがあったり、頼りたいときに頼りにくくなってしまいます。
付かず離れず、たまに甘えるぐらいの関係でいるのが心地よいです。
お姑さんとの距離感で悩まれている方はこちらの記事も参考にしてくださいね!
まとめ:感謝の気持ちは忘れずにいよう
人間関係の中で、かなりの難易度がある嫁姑関係。
もちろん、夫以上に仲良しの嫁姑さんもいらっしゃるとは思いますが、うまくいかずに悩んでる方も少なくないと思います。
きっとお互いに、今より良くなろうとして動いてるんです。
ただそれが今は、うまく合致しないだけ。
時間をかけて、相手を知れば、おのずと互いのベストな距離感の持ち方が分かってきます。
それは、人それぞれ、時間のかかり方も違います。
ただひとつ、感謝する気持ちだけは忘れてはいけません。
大好きな夫を生んでくれたお母さんです。
嫁のために、なにかできることはないか?って、少なからず考えてくれているはず。
その気持ちに対する感謝だけは忘れずにいましょうね。
イラッとしたら、友人に愚痴ってもOKです。
ただそこには、感謝の気持ちが前提にあることを忘れずにいましょう!
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